最近、ニュースで「サイバー攻撃」や「情報漏洩」といった言葉を耳にすることが増えてきましたよね。特に個人事業や中小企業が狙われるケースも多く、理由は「セキュリティ対策が手薄」と思われているからです。ですが、特別な知識や高額な投資がなくてもできる、簡単な対策があります。今回は、サイバー攻撃の種類と、すぐに実践できる具体的な対策をご紹介します。
個人事業や中小企業が狙われる!サイバー攻撃の種類と簡単対策
1. マルウェア(悪意のあるソフト)
攻撃内容: ウイルスやランサムウェアでPCを壊したり、データを盗んだりする。
簡単対策:
•ウイルス対策ソフトをインストールする(無料版でもOK)。
•知らないメールの添付ファイルは開かない。
2. フィッシング詐欺
攻撃内容: 本物そっくりのメールやWebサイトで、パスワードや銀行情報を盗む。
簡単対策:
•公式サイトやアプリから直接ログインする(リンクは使わない)。
•メールの差出人アドレスを必ず確認する。
3. DDoS攻撃
攻撃内容: サーバーやWebサイトを大量のアクセスでダウンさせる。
簡単対策:
•使っているサーバー会社がセキュリティ機能を提供しているか確認する。
•Webサイトの管理者に相談して防御策を確認する。
4. ブルートフォース攻撃
攻撃内容: パスワードを総当たりで試し、侵入を試みる。
簡単対策:
•強力なパスワードを設定(例:「Apple123!Orange」など12文字以上)。
•使い回しをやめ、定期的に変更する。
個人事業や中小企業ができるシンプルな対策
1. 無料でも使えるセキュリティツールを導入
まずは最低限、PCやスマホにウイルス対策ソフトを入れましょう。無料版でもOKですが、業務に使う場合は有料版を検討するとさらに安心です。
2. パスワードをしっかり管理する
•強いパスワードを作る
•パスワード管理ツールを利用することで、使い回しを防げます。
3. 定期的にバックアップを取る
データが消えたり盗まれたりしたときに備えて、クラウドや外付けハードディスクに定期的に保存しましょう。自動バックアップ設定が便利です。
4. 社内ルールを簡単に決める
従業員が少なくてもルールを共有することが大切です。たとえば:
•怪しいメールやリンクは開かない。
•パスワードは共有しない。
•パソコンを離れるときは必ず画面をロックする。
5. ソフトやシステムを常に最新に保つ
アップデートを怠ると、古いバージョンの脆弱性を突かれることがあります。自動更新をオンにしておくと安心です。
6. 小さなことでも相談する窓口を作る
わからないことがあれば、信頼できるITサポートやサーバー会社に相談しましょう。専門知識がなくても、対応してくれるところはたくさんあります。
まとめ
サイバー攻撃への対策は、決して難しいことではありません。「ウイルス対策ソフトを入れる」「パスワードを強化する」など、できることから始めてみましょう。何よりも大切なのは、顧客の情報を守る、自分のビジネスを守るという意識を持つことです。安心・安全な楽しい街づくりをしていきましょう!